「お母さんが大事にしていた着物だけど・・・」

「せっかく買った着物だけど・・・」

御家族の遺されたお着物や、もう着る機会の無い和服など「どうしたらいいの?」と迷っていらっしゃいませんか?

着付け歴 50年の「着付けのおおはし」では、タンスにしまわれたままになってしまった着物を、丁寧に“きものじまい”させていただきます

『 できれば私も着てみたいけど、これで一式揃っているのかもわからないんです… 』

『 もうこの着物を着るのは最後かも知れないから、その姿を写真に残しておきたい 』

『 親戚の手前、自分で処分するのは忍びない… 』

着物を愛するあなたのために、“きものじまい”をいたします。

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“きものじまい”は、大きく分けて“2つの目的”を持っています。

タンスに眠っている着物や帯を

1) また楽しく着られるように仕分けをして、タンスに“しまい”直す

2) 自分で着ることは“おしまい”にするけれど、最後に思い出を写真に残したり、若い人たちに着てもらうことを望む

この2つについて、少し詳しく紹介をさせて下さい。


1) また楽しく着られるように仕分けをして、タンスに“しまい”直す

「お母さんの遺してくれた着物だから、美しく着たい」

そんな風にあなたも思っているのではないでしょうか。

でも・・・

「着物と帯、どんな組み合わせで着るのがいいのかしら?」

「私が着ても、似合うのかしら・・・」

「季節に合った装いがわからない・・・」

「そもそも、これで全部揃っているのかな? 私の身長でお母さんの着物を着られるのかな?」

「一度タンスから出してしまったら、しまい方がわからないから出せない・・・」

といったように、“わからないこと”や“心配なこと”が多くて、着る勇気が出ない・・・という方も少なくないのではないでしょうか。

これまで「着付けのおおはし」にご相談いただいた方も、そのようなお悩みを持っていらっしゃいました。

そこで、こちらからお宅に出張訪問をし、着物を拝見させていただいた後、様々なアドバイスやサポートをさせていただく活動を始めました。

これまでの50年で培った着物や着付けの知識・経験に加え、カラーコーディネートの知識などを使い、あなたに似合う“お色”や、似合う着物と帯の“組み合わせ”を提案させていただきます。

「 あなたのお顔の色はイエローベースなので、こちらの華やかな柄のお着物と、こちらの明るいお色の帯がお似合いですよ 」

「 こちらのお着物は、Aの帯を合わせると清楚な印象になりますし、Bの帯を合わせるとはつらつとした印象になります。お出かけする場所に合わせて組み合わせを変えるといいですね 」

といったように、お手持ちの着物を組み合わせながら、提案をさせていただきます。

また、

「 この着物とこちらの帯を合わせると、とってもあなたに似合います。こちらの着物はもう少し年齢を重ねてから着られるとよろしいかと存じます 」

「 こちらは格式高い着物なので、冠婚葬祭などで。こちらの帯はカジュアルなレストランへお食事に行かれるような時におすすめです」

といったようなTPOのアドバイスさせていただきますので、「どこに着て行くべき着物なのか?」がわかるようになります。

お時間に余裕があれば、実際にいくつかのパターンで着付けさせていただきますので、

「 こんな風に着ればいいんだ 」

「 私に似合う着物は、こんな組み合わせなんだ 」

ということを実感していただけると思います。

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また、今お持ちの着物に何を加えたら着ることができるのか、よりその“場”に合った装いにできるのかについてもアドバイスをさせていただきます。

「 ほとんど揃っているので、あとはあなたの足のサイズに合う“足袋”と“草履”があれば、全身のコーディネートが整いますよ 」

「 この着物をパーティなどで着るには、少し“格”が上の帯を合わせると、場にふさわしい装いになりますよ。 」

といったご提案をさせていただきます。

もし必要であれば、そういった小物などを一緒にお店に買いに行くこと(お買い物の同行)もさせていただきます。

「 あなたのお顔立ちと、お手持ちの着物との相性を考えると、こちらの帯より、こちらの帯が似合いますよ 」

「 帯締めだったら、たくさん置いてあるお店を知っておりますので、まずはそこに行ってみましょう 」

「 “はじめての着物”ということであれば、リサイクルショップを利用するのも賢い買い方ですよ。いくつか知っているのでご紹介しますね 」

といったように、お店まで同行し、アドバイスをさせていただきます。

( ※ 私どもが持っている着物を販売する、ということはございません。あくまで買い物の同行です。何かを売りつけるようなことはございませんのでご安心下さい)

“あなたが楽しく着物を着られるように”するお手伝いをさせて下さい。

2) 自分で着ることは“おしまい”にするけれど、最後に思い出を写真に残したり、若い人たちに着てもらいたい

『 思い出のフォトブック 』制作 ~ 写真撮影

「 年齢も年齢だから、大事に着ていた着物を最後に写真に収めておきたい 」

そんなご希望をお寄せいただくこともございます。

一緒に人生の刻を重ねてきた着物・・・その着姿を“思い出”に残したいというお気持ちを私たちも大切にしたいと思います。

大切な着物を着て、茶室や庭園で写真を撮ることもできます。

着付けはもちろん、髪型のアレンジや、専属のカメラマンによる撮影、雰囲気のあるお部屋やお庭で撮影をしたり、ということも可能です。

撮影した写真は通常のプリントやデータ渡しの他、「写真集」のようにしてお渡しすることもできますので、ご希望をお聞かせ下さい。

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また、専用の「きものハンガー(衣紋掛け)」に掛けた様子を撮ることもできます。

「 亡くなった妻が着ていた着物ですが、タンスにしまっておいても“宝の持ち腐れ”だと思うのです 」

という男性からのご依頼をいただいた際は、このようにして着物の美しい色柄がわかるような写真に残させていただきました。

「 これらの写真を見ると、妻が着物を着ていた姿を思い出すことができます。ありがとうございました 」

という嬉しいお言葉もいただきました。

着物には、それを着ていた方の“生き様”が出る、と私は思っています。

この“きものじまい”が、その方を思い出すきっかけになれたら・・・そんなに嬉しいことはございません。

( ※ 撮影の内容によって、別途料金がかかる場合がございますので、仕分けをする時にご相談下さい )

若い人たちに着てもらう

「 私が若い頃に母に仕立ててもらった着物、さすがにこの年齢になっては着られないのだけれど、何かにならないかしら? 」

と着物好きの御婦人からご相談を受けた際に私は、

「 若い着物好きな人に着てもらえないかしら 」

と考えました。

様々なツテを辿って、今、学生さんたちに着物を着てもらう、という活動を始めています。

着物は永く着ることができるものだからこそ、次の世代へ“想い”をつなぐことができると信じております。

「 もう着ることはない着物だけれど、タンスに眠らせておくのももったいない 」

そんな着物があれば、ぜひお声掛け下さい。

丁寧に仕分けやクリーニングをして、再び輝く着物にして世の中に戻していきたいと思います。

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“きものじまい”に興味を持っていただけましたら、ぜひこちらの『 “きものじまい”の流れ 』のページもご覧になってみて下さい。

料金について

【 標準料金 】--- タンス 1棹・作業時間 3時間 : 24,000円 (税込)

※ 出張料はこの料金に含まれております

※ 交通費を別途、頂戴いたします : 当店からの距離 1kmにつき80円
(ご自宅に駐車場が無く、コインパーキングを利用する場合はその実費が加算されます)

☆ 追加料金
--- タンス 1棹 追加 :8,000円

☆ オプション料金

--- 写真撮影 : ※ 撮影方法などにより変動いたしますため、仕分けの際にご相談させていただき、料金の見積もりをお伝えさせていただきます